歌手の和田アキ子が、20日放送のテレビ番組『1周回って知らない話』に出演し、自身の体調やこれまで抱えてきた病気、そして今後の活動への思いについて率直に語った。芸能生活55周年という節目の年における発言として注目を集めている。

番組の中で和田は、長年向き合ってきた健康問題について触れ、シェーグレン症候群という自己免疫疾患を患っていることを明かした。症状として喉の渇きや目の乾きがあると説明し、日常生活への影響についても語っている。
さらに関節リウマチなどの持病についても言及し、これまでケガや病気とともに活動を続けてきたことを振り返った。長いキャリアの裏で、体調との向き合いが常にあったことがうかがえる内容となった。
視力については「右目はほとんど見えない」と明かし、網膜に関する病気の影響で視界が大きく制限されていることを説明した。明るさや人の気配は感じられるものの、視覚機能には大きな制約があるという。

また、治療としては定期的な処置が必要な状態であり、約5週に1回のペースで対応していることも語られた。現在も医療的ケアを受けながら活動を続けている状況である。
昨年にはトレーニング中の負傷により股関節や膝にも影響が出ており、その結果、今年予定していたツアーの一部はキャンセルされることになった。しかし、その後もステージ復帰に向けた治療とリハビリを続けてきた。
手術後はリハビリを重ね、短期間で歩行が可能になるまで回復したとされる。現在も杖を使用しながら活動を続けているが、ステージでは歌唱時にそれを外すなど、パフォーマンスへの強い意識を見せている。
和田は「応援してくれるファンがいるから歌い続けられる」と語り、今後についても「声が出る限り歌いたい」とコメント。年齢にとらわれず音楽活動を続ける姿勢を示し、長年第一線で活躍してきた歌手としての信念を改めて強調した。


