サッカー日本代表はワールドカップ決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦し、1-2で逆転負けを喫し、ベスト16で大会を終えた。試合後、森保一監督は深い悔しさとともに、選手たちの奮闘を評価するコメントを残した。

日本は試合序盤から集中した守備を見せ、29分には佐野海舟のミドルシュートで先制点を奪う理想的な展開に持ち込んだ。その後は5-4-1の守備的な布陣でブラジルの攻撃を抑えながら、カウンターを狙う戦い方を徹底した。
しかし後半に入るとブラジルが地力を発揮し、56分にカゼミーロのヘディングで同点に追いつくと、試合終了間際の90+6分にはマルティネッリのゴールで逆転を許した。日本は最後まで粘り強く戦ったが、世界トップレベルの勝負強さに屈する形となった。
試合後、森保監督は「本当に悔しい。選手たちはすべてを出し切ったが、それでも結果につながらなかった」と語り、チームの奮闘を認めつつも敗退への無念さを隠さなかった。また、これまでの大会を通しての成長にも触れ、今後への課題を見据える姿勢を示した。

森保監督はこれまでの代表チームについて、欧州や南米の強豪国相手に勝利を重ねてきた実績を持つ一方で、ワールドカップの決勝トーナメントではいまだ突破できていない現実も受け止めている。
一方、ブラジルを率いるカルロ・アネルロッティ監督は、試合の流れの中での采配に手応えを見せているとされ、グループステージから安定した戦いぶりで16強進出を決めた。チームはすでに複数試合で高い得点力を発揮しており、優勝候補としての存在感を示している。
日本はこの敗戦をもって大会から姿を消すこととなったが、序盤の先制や組織的な守備など、世界トップ相手にも通用する部分を示した一方で、試合終盤の対応力という課題も浮き彫りとなった。
森保ジャパンの挑戦は終わったものの、その経験は次世代へと受け継がれ、今後の日本サッカーの成長につながる重要な一戦となった。

