FIFAワールドカップ2026北中米大会の決勝トーナメント1回戦で、日本代表はブラジル代表に1-2で敗れ、ベスト32で大会を終えた。日本は先制しながらも後半に追いつかれ、後半アディショナルタイムに決勝点を許す悔しい展開となった。その試合後、ピッチ上の結果とは別に、DF谷口彰悟と妻でモデル・女優の泉里香が見せた場面が注目を集めた。

日刊スポーツによると、谷口はブラジル戦で3バックの中央としてフル出場し、試合途中からはキャプテンマークも巻いた。世界屈指の攻撃陣を相手に最終ラインを統率し、最後まで守備陣を支えたが、日本は終盤の失点で力尽きた。試合後、谷口はサポーターに感謝を示した後、スタンドで応援していた泉里香のもとへ向かったという。
泉は今大会の1次リーグから現地で応援していたとされ、ブラジル戦後には背番号3と「TANIGUCHI」の名前が入った日本代表の青いユニホーム姿で谷口と再会した。2人はスタンド付近で抱擁を交わし、その後並んで座る姿も報じられた。勝敗の重さが残る中で、家族として互いを支えるような静かな場面が、多くのファンの印象に残った。
谷口と泉は、2025年6月に結婚を発表したと報じられている。今回のブラジル戦後の場面は、結婚発表後に公の場で大きく取り上げられた夫婦の2ショットとしても注目された。日刊スポーツは、泉が試合中にピッチへカメラを向けて笑顔を見せ、試合後には至近距離の谷口を撮影するなど、仲の良い様子が見られたと伝えている。
谷口彰悟は1991年7月生まれのDFで、川崎フロンターレ時代から日本代表でも知られてきた選手だ。2022年ワールドカップにも出場し、2026年大会では34歳で2度目の大舞台に臨んだ。2024年にはアキレス腱断裂という大きな負傷も経験したが、復帰後に代表の舞台へ戻り、今大会でもチームを支える存在となった。

一方の泉里香は、モデル・女優として長く活動してきた人物で、ドラマや雑誌、広告など幅広い分野で知られている。ベトナムメディアなど海外でも、谷口との結婚やスタンドでの応援姿が紹介され、2人のビジュアルや落ち着いた雰囲気に関心が集まった。今回の抱擁が話題になった背景には、試合後の悔しさと、夫婦として支え合う自然な姿が重なったことがある。
谷口はブラジル戦後、自身のSNSで「最高のチームでW杯を戦えたことを誇りに思います」といった趣旨のメッセージを投稿し、応援への感謝を述べた。敗戦直後でありながら、チームへの誇りとサポーターへの感謝を示した姿勢からは、ベテランとしての責任感もうかがえる。
日本代表はブラジルに敗れたものの、強豪相手に先制し、最後まで粘りを見せた。谷口にとっても、世界最高レベルの相手に対して最終ラインを支えた試合であり、同時に家族の支えが印象的に映し出された一戦となった。勝利には届かなかったが、試合後の抱擁は、厳しい勝負の世界にある人間的な一面を伝える場面として、多くの人の記憶に残るものになった。


