遠藤航、愛する古巣シュツットガルトへ再訪 「家族のようなクラブ」突然の別れから伝えた感謝

遠藤航、愛する古巣シュツットガルトへ再訪 「家族のようなクラブ」突然の別れから伝えた感謝

リバプールへ移籍した日本代表MF遠藤航選手が、かつて所属したドイツ・ブンデスリーガのシュツットガルトを訪問した。

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突然の移籍によって十分な別れの時間を持てなかった遠藤選手は、古巣の仲間やスタッフと再会し、感謝の気持ちを伝えた。

ドイツメディア『キッカー』によると、遠藤選手は日本代表活動後にシュツットガルトを訪れ、チームメートやスタッフ、指導者たちとの時間を過ごしたという。

その際、遠藤選手は「このクラブは家族のようなもの」と語り、シュツットガルトへの特別な思いを明かした。

「チームメート、スタッフ、コーチと再会できてとてもうれしい。別れを言う暇もなかったからね。このクラブでプレーできて光栄だった」

この言葉には、4年間を過ごしたクラブへの深い感謝が込められていた。

遠藤航選手は2019年夏、シュツットガルトへ加入した。

それ以前には湘南ベルマーレでプロキャリアをスタートさせ、浦和レッズを経て海外挑戦を決断。

2018年にベルギーのシント=トロイデンへ移籍し、欧州サッカーへの適応を進めた後、ドイツへ渡った。

シュツットガルトでは、加入当初から守備的MFとして存在感を発揮。

豊富な運動量、球際の強さ、試合を読む能力で評価を高めていった。

1年目からブンデスリーガで多くの試合に出場し、チームに欠かせない存在となった。

その後、完全移籍へ移行すると、さらにリーダーとしての役割を強めていった。

2021-22シーズンからはキャプテンに就任。

ピッチ内では中盤の守備を支え、ピッチ外ではチームをまとめる中心人物となった。

特に注目されたのが、デュエル(1対1の競り合い)での強さだった。

ブンデスリーガの屈強な選手たちを相手に、高い勝率を記録。

2年連続でリーグのデュエル勝利数トップとなり、欧州でも評価される選手へ成長した。

シュツットガルトが厳しい状況に置かれた時期にも、遠藤選手はチームを支え続けた。

残留争いの中で戦うチームにとって、遠藤選手の存在は大きな支えとなった。

単なる守備的MFではなく、精神的なリーダーとしても重要な役割を担っていた。

そのため、2023年夏のリバプール移籍は、クラブやファンにとって大きな驚きだった。

シーズン開幕直後のタイミングで決まった移籍だったため、遠藤選手自身も十分な別れの時間を作ることができなかった。

本人も「数週間はかなりバタバタしていた」と当時を振り返った。

プレミアリーグの名門リバプールからのオファーは、30歳の遠藤選手にとって大きな挑戦の機会だった。

世界最高峰のリーグでプレーするという夢を実現するため、決断を下した。

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シュツットガルト側も、チームの重要選手を失うことにはなったが、遠藤選手の夢を尊重した。

当時のセバスティアン・ヘーネス監督も、「プレミアリーグでプレーすることは彼の夢」と語り、移籍への理解を示していた。

遠藤選手にとってシュツットガルトは、単なる所属クラブではなかった。

欧州で成長し、キャプテンとして信頼を得た大切な場所だった。

ドイツでの4年間は、現在の遠藤選手を作り上げた重要な期間となった。

リバプール加入後も、シュツットガルトで培った経験は大きな武器となっている。

守備力だけでなく、チームをまとめる力やプレッシャーの中で戦う精神力は、世界的なクラブでも評価されている。

今回の古巣訪問は、移籍による別れではなく、築いてきた絆を再確認する時間となった。

遠藤選手が残した功績は、シュツットガルトのファンや関係者の記憶に残り続けている。

そして遠藤航自身も、古巣への感謝を忘れることなく、新たな舞台で挑戦を続けている。

「家族のようなクラブ」と語ったシュツットガルトとの関係は、移籍後も変わることなく続いている。