23日夕に福島県喜多方市熱塩加納町(あつしおかのうまち)の住宅のこたつに入り込んでいるところを発見されたクマ1頭が24日午後3時半ごろ、捕獲された。クマは殺処分せず、人気のいない山間地に放たれた。喜多方市の市民生活課有害鳥獣対策室は、殺処分しなかった理由について、「現場での判断」と述べるにとどめた。
クマは体長約90センチで、23日午後6時過ぎ、帰宅した住人の男性が茶の間のこたつに頭を突っ込んでいるところを発見した。隣の家に逃げた男性が午後8時ごろ再び確認したところ、クマは茶の間に居座っており、周囲に食べ物が散乱していたという。
喜多方市や猟友会は24日午前11時過ぎに花火などを使い民家からクマを追い払ったが、近くの小屋に逃げ込み、居座る状態が続いていた。午後3時ごろ、専門家が吹き矢で麻酔を打って眠らせて捕獲。その後、人気のいない山に放たれた。
人里に侵入したクマの捕獲後の対応を巡っては、自治体によって殺処分と放獣で対応が分かれる。秋田市ではスーパーに侵入したクマが2日に殺処分されたが、処分を担った秋田県や同市には「殺さないで」といった内容の抗議が殺到した。
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2024年12月25日
『〝こたつクマ〟殺処分せずに人気のない山に放つ 福島・喜多方市「現場の判断」』by「産経新聞」
===>Yahooエキスパートのコメント
増沢隆太:「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家
見解 「現場の判断」ではありません、市町村、あるいは県としての判断です。責任は自治体首長にあります。
難しい判断を現場に丸投げするだけでなく、責任から逃げるかのようなことは許されません。
科学的な選択肢で、かつ現実的な対応が何かを決めるのは責任者であり、現場の担当者はその命に応じて対処するだけです。現地職員やハンターの皆さんなどには何一つ責任はないでしょう。
ばかげたクレームや業務妨害を行うモンスタークレーマー対応含め、自治体は対策を講じる必要があります。県知事が呼びかけても、現場が無視して勝手な対応をするなどは、組織として機能不全ということになります。
=>1位コメント
現場の判断って何かな?よくわからない。味をしめたらまた戻ってくることは容易にわかること。探知機でもつけて放したのなら、万一の際にまだ言い訳できるが、被害が発生した場合の責任について、確認しておくべきだと思う。殺処分が妥当ではないかと思うが、そうしなかった今回の現場の判断とそれを容認した理由をはっきりすべきではないか。
=>2位コメント
誰もが例外なく他の生き物の命を奪いながら生きている事実すら認識できずに「残酷だからやめろ」とか言う人には悪いですが、スマホもPCも捨てて何も口にせず山に籠って霞だけ食べて生活してください。
=>3位コメント
人間同様、獣にも個体差は在りますが、繰り返し人里に現れる個体は、どの時期に何処に行けば何にありつけるか記憶し、其処に行くルート(何処に集落柵の切れ目が在るか)を記憶しています。ニュースの個体がそうした個体か、それともたまたま偶然に侵入できた個体かは判りませんが、繰り返し現れる個体なら殺処分するが一番でしょう。
=>4位コメント
難しい判断ですね。確かに秋田の例を見ても、ここで殺処分したら、熊と何ら縁もない部外者が「動物愛護」をかさに騒いだことでしょう。しかし自身が熊害にあっても同じことが言えるのかなあ???
=>5位コメント
人間の食べ物を知ってしまったからまた街に降りて来る可能性が有るよね。
コメ数1927、1位コメの「共感した」数は9862。
「共感した」数が多い順に5つピックアップ。
「〝こたつクマ〟殺処分せずに人気のない山に放つ 福島・喜多方市「現場の判断」」12/24(火) 18:00配信の産経新聞の記事。