【独自】伊勢湾岸道で「路側帯」を堂々走行…首都高では軽トラックが“逆走”・電動キックボードの進入も
愛知・大府市を通る伊勢湾岸道でカメラが捉えたのは、禁止されている路側帯を堂々と駆け抜ける車。 ドライバー: もし緊急車両が来た場合、邪魔になる。80km/hぐらいは出ていたかもしれない。 ドライバーによると、この区間は坂になっていて渋滞が発生しやすい地点。 多くの車が今まさに渋滞につかまろうとしているその時でした。 遥か後ろから路側帯を走る車が現れ、スピードを緩めることなく何台もの車をすいすいっと抜き去ると、再び走行車線に割り込んでいったということです。 驚きの光景は、首都高速でも目撃されています。 画面の奥から現れたのは逆走車。 止まることなく走り続け、タクシーとあわや正面衝突。 ダンプカーもギリギリでかわしました。 さらに、3日には電動キックボードが進入。 走ってはいけない高速道路の端を走っていましたが、突然、大きくはみ出しました。 後ろから来た車は異変に気付いたのか、注意しようとしたのでしょうか、チカッとハイビームを照らします。 次に来た車は、直前で急ブレーキ。 大きくよけて通りましたが、他の車を巻き込んで大事故になりかねない危険極まりない行為です。 首都高速道路によると、この電動キックボードは1kmほど走ったあと出口から降り、そのまま走り去っていったということです。 このトラブルでの事故はありませんでした。
【韓国】大統領の弾劾訴追案 「賛成」が「反対」大きく上回る…世論調査
韓国の野党は5日未明、尹大統領の弾劾訴追案について、趣旨説明を行いました。採決は7日午後7時ごろ、行われる見通しです。 可決には野党議員に加え、あと8人が法案に賛成する必要があり、与党側から造反者が出るかが最大の焦点となっています。 与党の代表は5日朝、「大統領の違憲的な戒厳は決して擁護するわけではない」としながらも、「弾劾が通過しないように努力する」と明らかにしました。 その上で、「今回の事態は自由民主主義を掲げる我々の精神から大きく外れる」として尹大統領の離党を求めました。 離党の要求は与党への批判を和らげる狙いがあるとみられています。 一方、最大野党の代表は与党の代表に、電話で説得を試みていることを明らかにしました。その上で、「歴史的責任を果たして欲しい」と呼びかけるなど与野党の駆け引きが続いています。 最新の世論調査では、尹大統領の弾劾に賛成すると答えた人が73.6%と、「反対」の24パーセントを大きく上回っていて、尹大統領の辞任を求める声が高まっています。 (2024年12月5日放送)
ついに世界へ…日本の駅弁 外国人観光客に大人気の理由 海外展開の戦略とは?【ワイド!スクランブル】(2024年12月5日)
今、日本を訪れる観光客の間で人気なのが駅弁。外国人が夢中になるその魅力とは? ■外国人観光客 駅弁に興味 今、駅弁に熱い視線を注いでいるのは外国人観光客だ。東京駅の駅弁専門店には多くの外国人観光客の姿が見られた。 シンガポールから1週間前に訪日したディビアさんとドゥルガさんは、前回日本に来た時にこの店を知ったといい、2回目の来店になる。 シンガポールにもこのような弁当があるのか聞いてみると、「全然違います。こんなにたくさん種類はない」と話す。 2人が選んだのは、青森県・津軽の弁当で、お魚だらけ。今回は新幹線ではなくホテルで食べるという。その様子を動画に収め、送ってくれた。 ドゥルガさん ディビアさん 「日本のお米は本当においしいですね。やわらかい。お魚がいっぱい入っていて、うれしいです。また買います!100点満点です!」 カリフォルニアから来たクリスさんとリコさんは、店内をじっくりと時間をかけて回り、駅弁を吟味する。 無事に決まりお会計かと思ったら、クリスさんから「あした買いに来ます。きょうは買わないわ」と驚きの一言が…。えっ?「きょうは買わない」って一体どういうこと? クリスさん リコさん 「私たちの新幹線はあしたなの。だから練習に来たんだ」 「(Q.では、きょうはリハーサル?)そう!リハーサルです」 「(Q.とてもユニークですね)どんなことが起こるか知っておけば、あした焦らずに済むでしょう?」 駅弁を買うために、わざわざ前日にリハーサルに訪れる力の入れよう。恐るべし駅弁愛。 クリスさん リコさん 「ファーストタイム・エキベン(初めての駅弁)。ファーストタイム・シンカンセン (初めての新幹線)。あしたがとっても楽しみです」 ■日本の駅弁!世界に進出 駅弁はこれまで海外に進出していたが、新たなプロジェクトが動き出しているようだ。秋田を拠点とする花善など東日本、東海、西日本の3社の駅弁会社が集結し「EKIBEN WORLD TEAM」を立ち上げた。 来年2月には、スイス・チューリッヒ中央駅で駅弁を販売する。ここはスイス国内はもちろん、隣接するドイツ、フランス、イタリア、オーストリアを結ぶ鉄道の駅で、多くの国の人が利用するそうだ。さまざまな地域の会社が協力することで、駅弁を選ぶ楽しみを実現したという。 そして今後の展開として、花善の八木橋秀一社長は「冷凍技術の進歩で現地の人が期待する『メイドインジャパン』を届けられるようになった。2026年までには日本で作って冷凍した駅弁を輸出し、現地で解凍する販売体制を構築していく」としている。 パリの店での経験で、本場・日本で作られた駅弁を現地の人が食べたがっていることも参考にしているという。